時間の長さだけでなく質も重要
睡眠は「質」も大切です
睡眠時間を理想的な数値と言われている7.5時間前後取れている人の中にも、睡眠不足を感じている人がいるかもしれません。睡眠は量も大切ですが「質」も大切です。睡眠時間が足りているのに、熟睡した感覚がない人は睡眠の質の向上を目指しましょう。睡眠中には「レム睡眠」「ノンレム睡眠」を交互に繰り返します。レム睡眠中は筋肉は動かず、脳が動いている状態です。金縛りにあうのはこのためで、筋肉が動かないのに意識が目覚めてしまった状態だからです。眠り始めてから1、2回のノンレム睡眠中に体を最も休めることができますので、重要な時間です。さらに睡眠後の2~3時間後に「成長ホルモン」が分泌されます。成長期の子どもの身体を成長させる役割もありますが、細胞の修復や「疲労回復」にも役立ちます。「若返りホルモン」とも呼ばれるほどです。つまり就寝してから3時間後程度までの睡眠の質を上げると、深い眠りにつけて、成長ホルモンも分泌されますので、翌朝の「熟睡した感」が上がります。
睡眠の質を上げるためにしたいこと
人間には「体内時計」があります。体内時計は約24時間ですが、人によってばらつきがあります。放っておくと1週間で1時間程度、体内時計はくるってしまいます。夜型の若者が、気付いたらさらに夜型になってしまうのはこのためです。体内時計をリセットするためには、朝の太陽の光を浴びることが必要です。太陽の光を浴びると、体内時計がリセットされ、さらにセロトニンというホルモンが分泌されます。夜になるとメラトニンという睡眠を促すホルモンが分泌されるようになり、質の高い睡眠をとることができます。早寝早起きの規則正しい生活をすることが、睡眠の質を上げるために最も重要です。また胃腸を休めるために就寝時間の3時間前に最後の食事を終わらせると良いでしょう。そしてお風呂に入ると体温が上がり、その後、急激に下がります。この体温が下がるタイミングで布団に入ると、寝入りが良くなります。お風呂のタイミング、食事のタイミングも睡眠の質を上げるためには重要です。
質を高くするためのサポートアイテムを利用しましょう
睡眠の質を上げるために、様々な睡眠用のグッズを利用してみましょう。自分の体に合った布団や、枕を購入するだけで睡眠の質が大きく変わります。専門の寝具店などに行き、自分に合ったマットレスや枕を購入すると良いでしょう。さらに寝ている間に人は大量の汗をかきます。汗を吸い取ってくれるようなパジャマを購入するのもおすすめです。
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GUNZEのレディースパジャマは綿100%ですので、肌触りも良く吸水力も十分です。また朝起きれない人は目覚まし時計を利用していると思います。
スマホのアラームを利用しているかもしれません。大きな音で強制的に目を覚まさせる目覚ましは、実は熟睡の満足度を下げてしまいます。
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オムロンのねむり時間計は、目覚めやすいタイミングでアラームを鳴らしてくれる画期的な目覚まし時計です。自然な目覚めを求める人におすすめします。
さらに眠る前にハーブティを飲むとぐっすりと眠れるようになるかもしれません。
睡眠に効くハーブとして有名なカモミールティーを飲むと、熟睡できるかもしれません。